蒼き神話マルス(1)

馬守は競馬学校を脱走し、馬のお産に立ち会った。
遺伝学者の父の作ったサラブレッド・ヘルメスの子供が生まれるのだ。
大変な難産ではあったが、苦労の末に蒼き瞳を宿す1頭のサラブレッドが誕生。
その名はマルス。
ターフに今、新たなる神話の1ページが刻まれる!!買い手のつかないマルスの馬主に、結婚以来仲違いしていた亡き母の父がなってくれた。
これで競走馬への第一歩を踏み出すことができる! 育成トレーニングを開始したマルスは、北の大地で運命のライバルに出逢う。
無敵の強さを誇る「白の一族」とは一体!?馬守は騎手となり、マルスより一足早く競馬場デビューを果たす。
マルスも調教師・天荒のもとたくましく成長していた。
ついに念願のデビュー戦が決定し、「期待の新馬」として注目をあびるマルス。
だが突然、思わぬ「薬物使用疑惑」の噂がマルスに襲いかかり!?馬守は河原崎の陰謀で、とんでもない荒馬・トーゴーディックに騎乗しレースに出ることになった。
最初は暴れてばかりで乗るのもままならない状況だったが、レース終盤には騎手・馬互いに実力を認めあい、本来の力で勝負をかけた! しかしディックには斜行癖があって…!?マルスは双頭の白魔との死闘を制して、ついに函館3歳ステークスで1勝をあげた。
だが、その強さには、大きな落とし穴が潜んでいた……! レースの後、倒れ伏してしまったマルス。
遺伝子配合を繰り返した結果、虚弱体質の血統をひきついでしまったというのだ。
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